冷蔵庫

いろいろやってます。

某願望映画💠感想+自己解釈

私に願いを託すのだ!!!!!!!!!!

観てきました。デデニー超少量知識ですがどうか語らせてください。(※字幕を観たかったのですが、三駄さんの生息地はクソ田舎なのでありませんでした!仕方なく吹替!!!!)

おい?フィコ????

DXロサスあかちゃん・フィコ

www.disney.co.jp

何これ?

赤ちゃん??

デデニー公式の赤ちゃん自慢か何かなの????

……ふ~ん、フィッコじゃん。

あのぉ、フィコがヴィランだってぇ、信じられます?ねぇ?

何このまつげ!?!?!?俺に1/3分けろ!!!!(願い①)(なんて無礼な)(恩知らずめ)

ウ~~~~~~~~ン……ちょっとよく分かんないや。プリンセスと見間違えたんじゃないかな?

冗談抜きに可愛すぎる。まずビジュアルで賞をもらって良いと思う。

こんなことばかり言っていると面食いだと思われるので、国王陛下の内面についても語らせて頂きます。

まずは衝撃の問題シーン・新しいおもちゃ享受をご覧ください。

「見ろアマヤ!これが私の新しいおもちゃだ~~~~!!」みたいなことを言った後、階段をぴょんぴょん飛び跳ねながら上がっていきます。王の見事な赤ちゃんぶりが見てとれますよね。やばくね????これで白髪のおっさんとか信じられない無理ですとても好きだと思います

さらにアマヤ王妃との会話!!!!!!!!!!

まるで全てを優しく受け止める大地のような母親「ママ見て!ぼくすごいでしょ!」と騒ぐ息子のようですね。フィコの精神年齢は一体いくつなのでしょうか。それは誰にも分かりません。

真実は彼と愛し合う王妃だけが知っているのです(分からなくてちょっと悔しい国民の叫び声)。

フィコ=かわいい=💠

突然ですが皆さん、“💠”という絵文字を知っていますか?

emojipedia.org

emojipediaによると、

日本で「かわいい」を表現するために使われる、花の形に似た象形文字

という、ちょっと意味の分からないことが書いてありました。

…………ん?それ、もしかして…

フィコ????????

はい。これは完全にフィコのことを指す絵文字ですね。間違いありません。

そういえば、フィコのお召し物は青いダイヤ(=願うための星)柄で贅沢に飾られています。

…………ん?それ、もしかして…

フィコ????????

はい。これも完全にフィコの絵文字であるという証拠です。間違いありません。

さて、最後は数学の証明風に締めくくりましょうかね。

よって、“💠”はフィコの絵文字である。

“願いを支配する最恐のヴィラン

鑑賞する前日、「フィコが怖くて泣いてしまった幼児がいた」というツイーヨを見かけました。いやいや、あのウルトラスーパー超絶ハンサムなフィコが?怖い??そんな訳

ありました。

怖いったらありゃしない。

そもそも、敵がその国一の権力を持っているというのが怖い。やってることがどんなにおかしいと思っても、誰も口出しできない状況にある。王妃でさえフィコに何も言えない…という描写がありましたし。

フィコが危険な書物に手を出した後、物語が進んでいくにつれて情緒がどんどんおかしくなっている。個人的見解としては、悪いことをするつもりで書物に手を出した訳ではなかったが、魔法を使っていくうちにその力にのめり込んでしまった、という具合じゃないでしょうか!!!!新しいおもちゃを手にして喜んでいる顔!!!!!!!!

それと、顔芸も怖かった要因だと思います。

本作は本当に感情の描写が素晴らしくて、代表的なものといえば名物・フィコの髪乱れ、そして顔芸!!!!!!!!!!王の顔芸はロサス一ですね。まぁ言わなくても分かるか。ハンサムだし。

フィコの危険魔法エンジョイフェイスやブチギレフェイス(もちろん焦りフェイスも)は、ただでさえオーバーな表現がされているのに、そこにでさらに効果をつけている……!!!!最高すぎる…………!!!!!!!!!!

特に、危険魔法をエンジョイ中のフィコさんはその効果が分かりやすくて、

毒々しい緑の魔法エフェクト + 真っ黒い影

= 💠フィコフィコランド💠

という方程式が成り立つわけです。いいですか?皆さん。ここはテストに出るのでしっかりマーカーで線を引く!!!!

以上、フィコが怖い理由でした。

本編感想と考察

さて、お待たせ致しました。ようやく本編について語ります。

……というかそもそも三駄さん、Dオタはやっておらず、どちらかといえば洋画オタな訳です。つまりDに関する知識が全然ありません。

そのため、自分の観たことがあるD作品との比較しかできませんのでどうかご容赦下さい……(願い②)

今回のラインナップはこちら!

  1. 俺らのアーシャ先輩
  2. ポリコレとイースターエッグ(気付いたやつのみ)
  3. もっとこういうのが欲しかった(願い)
  4. 星に願いを

という具合です。個人的な見解ですので、こういう意見が全て、絶対であるという訳ではありません!あなたの目で、あなたの耳で、劇場で感じたものを信じて下さい!!!!

1.俺らのアーシャ先輩

www.disney.co.jp

本作の主人公、アーシャ先輩。予告編しか観ていない初見時は、彼女のことを王道ヒロイン、よくいる可愛らしくて上品な奴だと思っていました。

違いました。

割と元気おっちょこちょいな奴でした。後日談の二次創作が捗ります。前向きで、自分の考えをまっすぐ自信を持って言える未成年です

しかも、言い方が悪いですがまさかの一般市民

なんか見た目でプリンセス感出してきていたけど一般人だったので、ミラベル氏と近いものを感じて嬉しいです。ディズニーヒロインがより身近な存在に感じられますね。もっと一般市民女子キャラ増えて(願い③)

そんなアーシャ先輩、バレンティノとかいうイケてる子ヤギを飼っております。

www.disney.co.jp

チームワークはバッチリ(大嘘)(バレンティノがうるさい)(やめて今は叫ばないで)((フィコに)バレ(そう)ンティノ)(とかいいつつアーシャもやらかす)(スターも割とやらかす)!

……だめじゃん。

そして本作の重要人物(?)のスター

www.disney.co.jp

スターだけ、アーシャなど他のキャラと少し絵面が違いました。過去作を意識してちょっと手描きアニメーション風?イラスト感が可愛らしかったのと同時に、他のキャラとの差別化というか、より神秘的な見た目にするための効果なのではないか?と思いました!

2.ポリコレとイースターエッグ(気付いたやつのみ)

三駄さん、実は映画を観るときは結構ポリコレ描写を気にしていて、それも無理矢理感のないすんなり入っていく描写が好きな人なんですね。どういうことかと言いますと、話を邪魔しないような、気にならない程度の表現を指しています。

さて、本作で個人的に気に入ったポイントはこちら!

  • ロサスは移民で構成された多民族な国
  • メインキャラクターに多様な人種(特に気にならない表現)
  • アーシャの友達それぞれに個性がある
  • どこもかしこもオマージュでしかない

調べたところ、ロサス王国の舞台になったのはスペイン!らしいです。いろんな人が船で移住してきているので、フィコ本来の「みんなの願いを叶えてあげる」という目的が果たせますね!よかったねフィコ!しかも、わざわざ移住しているところから、フィコがどれだけ頼りにされているのがよく分かります。国王陛下ばんざ~い!!!!

アーシャの友達、人種が多様すぎません!?!?超うらやましい。私も欲しい(願い④)

さらに作品の中で、アーシャの友達が「おとぼけ」「おこりんぼ」みたいなことを言い合うシーンがあった気がします。これって

もしかして:白雪姫のオマージュ

そう思った瞬間、急いで調べました!すると……

www.oricon.co.jp

『白雪姫』に登場する“七人のこびと”からインスピレーションを受けたというアーシャの7人の友達<ティーンズ>

……マジで?

マジなようです。確かに7人いる。

他にもオマージュらしきものがありました(知識無いので確認できたもののみ)!

  • 井戸の前でアーシャがなんか願いについて喋ってる

=白雪姫の願いの井戸?

  • 飾ってある甲冑に乗る(寄りかかる?)フィコ

=アナ雪でそんなシーンあったような?

  • アーシャ→スター「もしかして同じこと考えてる

=アナ雪のとびら開けて/Love Is an Open Door?

  • フィコ「鏡よ鏡ぃ~~~~!!!!!!!!!!

=白雪姫の女王?

……という具合で、他にもたくさんあるんだと思います(本当にD詳しくないからこれが限界でした)。

3.もっとこういうのが欲しかった(願い)

個人的に惜しい!!!!と思ったポイントはこちら。

  • フィコの過去がよく分からない(韻を踏んだ訳ではない)
  • アーシャの友達の存在感が薄い
  • アーシャがちょっとイタい
  • フィコへのおしおきが雑
  • アマヤのフィコへの愛がちょっと薄そう

まずはフィコの過去。ウ~~~~~~~~ン、フィコがなぜ悪さをしているのか、もっと細かくて明確な理由が欲しかったです。観終わった後、「そういえば、フィコはどうして悪い奴になったんだ?」と疑問が残ってしまいました。続編が欲しいと欲しくないの狭間にいます。だから二次創作が捗るんですけどね!!!!

次にアーシャの友達!!!!せっかく良いキャラしてるし!!7人のこびとリスペクトなんだからさぁ!!もっとその個性を生かして欲しかったです!!!!良い子だらけだったのに勿体ないよぉ……!!!!

そして、アーシャがちょっとイタいというかウザい()と感じてしまう部分がありました。確かに彼女は主人公だし、王に立ち向かわないといけなくなったのは分かるけど…ちょっと鼻につくな…()

ラストが少し残念でした。

フィコへの制裁が!!!!雑!!!!!!!!

せっかく史上最恐なはずなのに、だいぶ雑な処理のされ方でしたよフィコさん?大丈夫ですか??お~い????(心配する国民の声)

それにアマヤ王妃もアマヤ王妃です。杖の先端部分に閉じ込められたフィコを、割と雑に処理しましたね。

そこに愛はあるんか????????

個人的にはもっとフィコに寄り添って欲しかったです。

4.星に願いを

まとめに入ります。

この100年、デデニーは何を生み出し、観客に何を与えたのか…?

本作を観る限り、答えはきっとですね。

今までのデデニーキャラたちは、たしか星に願いを捧げていました。「たとえ辛い時も、信じていれば、夢は叶うもの」みたいなことをシンデレラが言ってた気がする。

そこに転機が訪れます!!ティアナ!!!!

プリンセスと魔法のキスの挿入歌には、ティアナのパパの口癖とされている「夢は叶う、でも努力しないと夢で終わる」という歌詞があります。「星は夢を叶える手伝いをしてくれるだけ」みたいな台詞もあった気がする。

つまり、デデニーはプリキスを通して「夢を叶えるためには努力が必要、ただ願っているだけではだめ」という方向に変えたのだと思います。

そして本作!!!!!!!!

フィコに願いを叶えてもらうことしか考えていない国民、アーシャの「願いは王様のものじゃなく、元は皆のもの」みたいな台詞……

夢は誰かに叶えてもらうものではなく、

自分の力で叶えるもの~~~~!!!!

そんなメッセージがあったのではないでしょうか!俺はそう感じました。

夢は願っているだけじゃ叶わない、時の流れや周りの助けを待っているだけじゃ叶わない…受動的になってはいけない。アーシャが国民のために自分から行動する様子からもそう捉えることができます。

ということで、デデニー100周年にふさわしい、最高に希望に満ちた作品でした!!!!

うん。(さりげなく購入)

最後までお付き合いありがとうございました!!!!!!!!!!

 

おわり